引越しの手続きの前に引越しの日を決める
引越しするのが決まった後、引越しするまでの間はすごく慌ただしくなります。
引越しは、住む場所に荷物を運ぶだけに限らず、権利の移動も欠かせません。
これについて済ませるべき手続きが様々あり、届け出が遅れると引越し先で大変な思いをしますので、うっかり忘れないように注意しましょう。
引越しの際には、引越し日を特定しなければなりません。
これをもとに諸々の手続きの処理を始めることができるのです。
引越しの日がはっきりしないと、手続きしたくても新住所への切り替えが叶いません。
急な引越しは手続きが大変ですので、できるなら余裕を持って引越し日を決めるのが望ましいでしょう。
賃貸の場合は、初めに引越しの業者と不動産の管理業者に連絡を入れましょう。
家賃を払っている場合は精算しなければならないので、日にちが決定したら早めに伝えましょう。
連絡した日によって、精算額が変わるので、契約書に目を通して決まった日までに手続きを完了するようにしましょう。
手続きは公的機関と民間機関にするものがあり、転出転入の両方で提出を義務づけられているものと転入手続きのみが欠かせないものが挙げられます。
引越しにかかる手続きが電話だけですむ場合と、窓口で申請が必要なもの、当日立会いが要求されるものが存在しています。
郵便物の配達に目を向けると、郵便局に対して住所変更届を行うと新たな住所に1年間は転送してくれることになっています。
郵便物は、思ったよりも長期間元の住所に届くことが多いので、この手続きは必ず済ますようにしましょう。
1年間を超えてもなお、古い住所に郵便物が届くならば、また1年間転送してくれるように申し出てください。