引越し先の新居と住所変更の手続き
引越しに伴う手続きは、どこを新居にするのかを決めたところがスタート地点になります。
第一に、賃貸物件で生活しているのでしたら、賃貸契約の解約を申し出ることが必要です。
引越しの手続きの中でも優先順位の高いもので、非常に重大な手続きになります。
次に、引越し屋さんを決めなければなりませんが、引越しシーズンに入ると望んでいる日に申し込みができないことも考えられますから、なるべく早期に電話しましょう。
引越しシーズンに入っておらず、期間に余裕がある状態でしたら、無料の見積もりサービスを頼んで各業者のサービス内容を比較してから選び手続きを進めましょう。
電話だけで概算を聞く場合だと、言葉によるやりとりなので見積額が高くなるケースが往々にしてあります。
当日を迎えて、不必要に大きいトラックと余るほどの人員が派遣されるケースがあります。
そんな見込み違いを起こさないように、業者に来てもらって見積もってもらう方がよいです。
なお、荷作りは前もってしておくことをお薦めします。
使っていない物から荷造りを進めれば、いくつダンボールが要るのかが掴めますし、不要な物の整理もできます。
しかし、不用品の処分は好きに行えず、市区町村を通して回収に来てもらう手続きがいります。
引越し日が目前にきてから申し込みをしても、引き取りに来てもらうまで置いておく場所がないというケースもよくあるので前もって不用品をまとめておきましょう。
引越しの際にはたくさんの手続きを同時に済ませていくことが求められるため、転居を通知するハガキを作成し忘れることもあります。
そのうえ、契約後は何もしないので頭から抜け落ちてしまっているのは、医療保険や生命保険をはじめとする書類の住所変更手続きです。
引越しによる住所変更の手続きを申請しないでいると、保険金の受け取りに支障を来たす可能性もありますので、細心の注意を払いましょう。